Educedia(エデュケディア)

"教育"をテーマに日々ニュースやキーワードを解説します。

初等教育(小学校)

フィンランドで「理想の教室」を見た | フィンランドに教育視察に行ってみた(2)

(東フィンランド大学 Teacher Training Schoolには大人も思わずワクワクする学習環境があった)[くぼようこ撮影] 2018年9月末、フィンランド(ヨエンスー・ヘルシンキ)へ教育視察に行ってきました。本稿では現地での視察レポートをお届けします。【注……

フィンランドの気になるICT事情| フィンランドに教育視察に行ってみた(3)

(スクリーンにVR、ビデオチャットサービス。フィンランドの教育現場では積極的にICTが取り入れられている)[くぼようこ撮影] 2018年9月末、フィンランド(ヨエンスー・ヘルシンキ)へ教育視察に行ってきました。本稿では現地での視察レポートをお届けし…

ペタゴジー・アンドラゴジーの違い | アクティブラーニングへの成人学習理論の応用

(アンドラゴジーとは自ら計画を立て日常生活や自身の計画を基盤に、問題解決のために学習すること。成人の学習方法と言われてきたが、子どもにも適用することができそうだ)[画=photoAC/acworks] 2020年から小学校・中学校と段階的に始まる学習指導要領…

「英語漬け教育」イマージョン教育とは?

(大学で国外に出るのか、日本国内にいるのであればどのように英語を生かすのか。早期に外国語を教育するための方法は増えているが、その先にどんな人生を目指すのか、受け皿は未成熟だ。)[画=photoAC/sayoko] 授業のほとんどが英語で行われる「イマージ…

主権者教育とは | 選挙権18歳引き下げ

(選挙権が18歳からに引き下げられたことを契機に、学校・家庭における「主権者教育」が求められている。)[画=photoAC/akizou] 2016年6月から、公職選挙法の改正に伴い、選挙権年齢が20歳から18歳へと引き下げられました。より社会や政治に関心を持ち、…

サドベリー教育とは | 教員を生徒が採用する究極の自治

(サドベリーは時間割も決まった授業も教師もない。全て生徒自らの自治と自律によって進められる)[画=photoAC/acworks] 日本国内にも比較的多数のスクールがある、米国マサチューセッツ州発のサドベリー教育。フリースクールとして見なされていますが、…

フレネ教育とは | 時間割が無い・作文と対話を重視

(フランスで誕生したフレネ教育は、子どもたちのペースで学習させる。興味関心に応じた自主研究と発表、自由作文とディスカッションを重視する教育法だ。)[画=photoAC/KMS] フレネ教育は1920年代にフランスの元教師 セレスタン・フレネが脱詰込教育のた…

ドルトンプラン教育とは | 河合塾も国内で2校展開

(米国発で子どもの自主的な学習姿勢を引き出すドルトンプラン教育。日本では河合塾が幼児教室を展開している。)[画=photoAC/acworks] オルタナティブ教育の一つ、ドルトンプランをご存じですか? 少人数制のクラスの中で、生徒への教員からの投げかけや…

イエナプラン教育とは | 子どもの幸福度世界一のオランダの教育

(モンテッソーリ教育やシュタイナー教育と比較すると、まだまだ国内知名度は低いイエナプラン教育。2019年には長野県で初のイエナプラン校が開校する予定。)[画=photoAC/acworks] ユニセフの調査で子どもの幸福度が世界一と言われた(2013年12月調査)…

社会性と感情の学習「SEL(対人関係能力育成)」とは

(自己を理解・コントロールし、多様性のある環境で相互理解や問題解決のできる児童を育てるSELに注目。)[画=photoAC/ちゃぁみい] 社会性や感情のコントロールなど、対人関係構築スキルを身につけるSEL(ソーシャル・エモーショナル・ラーニング:対人関…

MOOCとは?(無料オンライン動画授業)

(自宅にいながら世界のエリート大学の授業が無料で受講できる、オンライン動画授業「MOOC」に注目。)[画=photoAC/ガイム] 2006年、ヘッジファンドアナリストだったサルマン・カーンは、いとこの子どもたちの家庭教師役としてYouTube上に学習ビデオをア…

シュタイナー教育(ヴァルドルフ教育)とは

(詰め込み型教育ではなく、ゆったりと子どもの感性に働きかけながら教育を行うシュタイナー教育。日本では黒柳徹子さんや斎藤工さんが卒業生として知られている。)[画=photoAC/acworks] 前回記事ではモンテッソーリ教育に注目しました。今日は幼児期の…

子どものネットトラブル・スマホ依存 | 安全教育について考える(6)

(SNSをきっかけとした18歳未満の子どもの犯罪被害は増加。スマホ依存など新しいトラブルに親と学校はどう向き合う?)[画=photoAC/はむぱん] 前回の記事では「ながらスマホ」や自転車事故など、子ども達にとって身近な交通安全上のリスクや事件事例を取…

「ながらスマホ」我が子が加害者になる時 | 安全教育について考える(5)

(ながらスマホによる死傷者の発生が問題に。自転車運転では小中高生・大学生が加害者となり、1億円の賠償金が発生したケースも)[画=photoAC/チョコラテ] 前回記事では女子生徒にとって脅威となる痴漢のリスクと対策を取り上げました。今日は中高生にな…

子どもの痴漢被害を防ぐには | 安全教育について考える(4)

(中学に上がると子どもの行動範囲が広がり電車の利用も増える。痴漢対策について子どもも含めたオープンな議論が求められる)[画=photoAC/とちぎ] 前回記事では、子どもが被害に遭う住宅周りの死角や、小学校中学年以上で学習したい防犯・防災・インター…

親子で学ぶ小学生からの防犯・防災 | 安全教育について考える(3)

(小学校中学年からは塾やお稽古事もはじまり、一人で出かける・帰りが遅くなることもある。日常生活の様々なところに潜むリスクと、冷静な対応を教育すべき時だ。)[画=photoAC/はむぱん] 前回の記事では、主に幼稚園〜小学校低学年の間に学んでおきたい…

「いかのおすし」に思わぬ落とし穴 | 安全教育について考える(2)

(子ども達がトラブルや災害から身を守るためにどうすべきか。発達段階やライフスタイルに応じ、必要な安全教育は変わってくる)[画=photoAC/エンリケ] 前回は安全教育とは何か、課題、東日本大震災で多くの子ども・住民の命を救った「釜石の奇跡」につい…

「釜石の奇跡」の防災教育に学ぶ | 安全教育について考える(1)

(子どもたちの安全に対する最大の敵は、不審者や災害ではなく、親・学校・地域の大人達の、油断や慢心かもしれない)[画=photoAC/みんと。] Q.家の中で地震が発生したら?A.まず、机の下に隠れて頭を守る。Q.では、揺れが収まったら次にはどうしますか……

STEM教育とは | 理数系人材を育成するSTEM教育とは?(1)

(2011年オバマ大統領の一般教書演説で大々的に打ち出された「STEM教育」。国際的な競争力の源泉になると予想されている。)[画=photoAC/acworks] 2020年から小中学校で学習指導要領改訂によりプログラミング教育がスタート。プログラミング教育よりも大…

プログラミング教育とは【注目ツール4選】

(プログラミング教育とは、パソコンの使い方を教える教育ではない)[画=photoAC/umii] 2020年から小中学校で新学習指導要領での教育がスタート。その一つとしてプログラミング教育が注目されています。今日はプログラミング教育とは何か見ていきます。 A…

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