(可愛らしい3Dキャラクターが喋って動いて、授業をしてくれるとしたら…?)[画=photoAC/tomon]
バーチャルYouTuber、略してVTuberをご存じですか?アバターを使って動画配信をするYouTuberのことです。今そんなVTuberをeラーニングで活用しようという試みが始まっています。
VTuberとは
3DCGの可愛らしいキャラクターが、喋ったり、歌ったり踊ったり、動画やプレゼン資料を基に解説したり。
VTuber(バーチャルYouTuberと)は、そんなアバターの姿で登場し、動画コンテンツの配信を行うYouTuberのことです。
VTuberは2016年11月頃からYouTubeへの動画投稿がスタートした、可愛い女の子のアニメキャラクター「キズナアイ」が先駆け。現在キズナアイ自体はチャンネル登録者数が200万人近くにまで増えており、追従する人気キャラクターが多く登場しています。
かつてはCGやアニメーションの制作技術を持っていなければ実現できなかったクリエイティブが、今はアプリなどで個人でも簡単にできるようになっています。
「Aidemy」でVTuber講師オーディション
Aidemyはプログラミングや人工知能など、変わるテクノロジー領域を社会人が学習することを目的としたEラーニングのベンチャー企業。
従来の講義は従来静止画とテロップのみで行われてきましたが、ここにVTuberを取り入れ、動画と音声で実現しようという試みがスタートしています。
2018年4月からVTuberのオーディションの告知を開始し、今後採用された制作会社・声優によって講義動画が制作される見込みです。
VTuber講師のメリット
講師が登壇する動画講義は、これまでも既存の学習塾やEラーニングでも行われてきました。
それをアバターで行うメリットはどのような点にあるのでしょうか。
- デフォルメされたキャラクターが講義を行うため、講師のキャラクターや好き嫌いを問わず、親しみやすさが感じられる
- ユーモアを交えながらアニメの延長のような形で授業コンテンツを制作できる
- 音声とのリップシンクも手軽で、音声データを差し替えれば外国語対応も簡単に行える
- アバターを通じて講義が行われることで、講義動画自体の権利が講師個人ではなく主催企業で管理しやすい
VTuberのための制作アプリが進化中
冒頭でも紹介したように、VTuberのための制作アプリは便利に・表現方法も多様になっています。
Webカメラやスマホカメラで自分を撮影すると、顔を認証しアニメと口や身振り手振りなどの動作を連動させてくれるものや、アバターの背景にプレゼンテーションのスライドを表示させてくれるもの、はてまたVR仕様になっており、仮想の会場を作りその中で配信ができるものなど、普通のアニメーションとは一線を画すコンテンツが制作できるのです。
こうした進化する機能によって、VTuberの授業も表現の幅が広がることが期待できます。
今日はVTuber講師について見ていきました。オリコンニュースの取材によれば、Aidemyは今夏のシリーズ第一弾の公開に向け、現在準備中とのこと。
カーンアカデミーのようなMOOCが、例えば可愛らしいアバター達によって行われるようになったら、と思うとちょっとワクワクしますね。これからの動きにも期待です。
[文責=くぼようこ]
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