Educedia(エデュケディア)

"教育"をテーマに日々ニュースやキーワードを解説します。

5歳までの教育が人生を左右する? | 非認知能力とは

(学校に入学する前の段階で、コミュニケーション能力や物事をやり抜く力などの非認知能力が萌芽する)[画=photoAC/セレファ] 近年教育現場では、暗記した知識を正確に回答できるかを見る知識偏重型の教育・評価から、主体的な学習姿勢や周囲と協力して問…

主権者教育とは | 選挙権18歳引き下げ

(選挙権が18歳からに引き下げられたことを契機に、学校・家庭における「主権者教育」が求められている。)[画=photoAC/akizou] 2016年6月から、公職選挙法の改正に伴い、選挙権年齢が20歳から18歳へと引き下げられました。より社会や政治に関心を持ち、…

「18歳成人」とは | 施行されると何が変わる?

(酒・タバコ・ギャンブルは20歳以上。クレジットカードやローンは18歳から契約できるようになる可能性も)[画=photoAC/dronepc55] 「18歳成人」というニュースをよく目にしますが、実はまだ国会で改正案が承認された訳ではありません。もし法案が改正さ…

認知科学とは | 「シェマ」「同化」「調節」

(私たちは無意識に犬と猫を見分けられる。でもなぜ見分けられるのだろう?)[画=photoAC/ゆりと] 子どもの発達や人間形成について考える上で「神経科学(脳科学)」と共に考えたいのは「認知科学」。心理学においては認知科学が主流のアプローチになって…

早期教育に意味はある? | 脳について知る(4)

(早期教育に科学的根拠はないものの、言語習得は幼少からの教育が効果的という説も。特にアクセントや発音などは12歳までが学習に向いている。)[画=photoAC/ちゃあみぃ] 人の学習について脳科学の見地から研究し、教育手法などを考えようとする学問を「…

Educedia(エデュケディア)3ヶ月 | 3ヶ月連続投稿達成

Educediaをお読みいただき、ありがとうございます。Educedia主宰のくぼ・ようこです。このページでは、Educediaの運営にあたり、月々の振り返りを実施します。 2018年4月 Educedia運営3ヶ月目のふりかえり 2018年2月1日から当ブログの運営をスタートし、…

本能と感情の小脳・大脳辺縁系 | 脳について知る(3)

(五感を記憶する海馬、ストレスや恐怖の扁桃体。脳を知ると私たちの自身を客観的に把握することができる。)[画=photoAC/はむぱん] 前回記事では前頭葉など大脳の各部分の名称と機能を見ていきました。今日は大脳以外の、小脳や「大脳辺縁系」と呼ばれる…

大脳の各部分の名称と機能 | 脳について知る(2)

(大脳のそれぞれの働きが分かると、私たちが日常生活においてどのように周囲を知覚し、適切な動作を行なっているのかが分かるようになる)[画=photoAC/はむぱん] 前回記事では、新生児が10歳まで発育するに従い、どのような脳の発達を迎えるのかを見てい…

子どもの脳はどう育つ? | 脳について知る(1)

(人間は脳が不完全な状態で生まれ10年かけて育つ。脳の発達の伸びしろが大きい10歳までの親とのスキンシップや質の良い教育が重要だ)[画=photoAC/RRIce] 子どもの発達を考えるにあたり、脳の働きを考慮することは欠かせません。そこでここから数回にわ…

デジタル世界の子どもたち | ユニセフ世界子供白書2017

(デジタルは急速に子どもの世界を変えている。大きなチャンスも利便性も、リスクもあるデジタル世界で、次世代はどう成長していくのか。)[画=photoAC/acworks] ユニセフ世界子供白書2017の日本語版がこの4月に公開されました。200ページを超える白書か…

片親世帯の教育費【子どもの貧困】教育費サポートブックより

(生活が困難で教育費用の捻出に不安を抱える親御さんやその学生当事者である方を対象に、NPOが発行するサポートブックを紹介。)[画=photoAC/はむぱん] 「子どもの貧困」が大きな社会問題となる中、所得格差のある世帯を主な対象に、社会の支援やセーフ…

未踏スーパークリエータ達の秀逸アイデア

(手話アプリVisual Creole、心の疲労度を可視化する心温計、髪への振動で音を知覚するヘアピン型デバイスOntenna、声でも操作できるドローン型飛行ロボPhenox、そしてGunosy。)[画=photoAC/ポコポコ] 前回記事では経産省所管の独立行政法人が手がける「…

第2のスティーブ・ジョブズを育てる「未踏事業」とは

(1,700名の卒業生の中には、時価総額1,000億円以上の企業を立ち上げた才能豊かなクリエイターも。若手イノベーターを育成する「未踏事業」に注目。)[画=photoAC/サンサン] 世界を席巻する革新的なサービスやプロダクトの創出に向け、経産省、文科省それ…

データアナリスト養成「MissionU」に見るテックスクールの今

(年収550万円に達しなければ学費実質無料のテックスクールがサンフランシスコのベイエリアにある。)[画=photoAC/acworks] EdTech(教育分野へのテクノロジー活用)が進化し、オンライン大学やMOOC(無料視聴可能なオンライン授業)が増えています。今日…

社内通貨(企業内通貨)とは【働き方革命】

(定時帰宅や歩数、他社員への感謝や業務発注で付与される社内通貨が、業務効率化や社内活性化策の1つとして注目されている。)[画=photoAC/カメラ兄さん] 「社内通貨(企業内通貨)」という言葉をご存じですか?会社の中で同僚に感謝を示したり、同僚の…

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