Educedia(エデュケディア)

"教育"をテーマに日々ニュースやキーワードを解説します。

学校教育・子育て

フィンランドの教育制度 | フィンランドに教育視察に行ってみた(1)

(フィンランドのぬくもりあるデザインと、豊かな自然環境が、街や学校現場のいたるところで見られた)[くぼようこ撮影] 2018年9月末、フィンランド(ヨエンスー・ヘルシンキ)へ教育視察に行ってきました。本稿では現地での視察レポートをお届けします。…

フィンランドで「理想の教室」を見た | フィンランドに教育視察に行ってみた(2)

(東フィンランド大学 Teacher Training Schoolには大人も思わずワクワクする学習環境があった)[くぼようこ撮影] 2018年9月末、フィンランド(ヨエンスー・ヘルシンキ)へ教育視察に行ってきました。本稿では現地での視察レポートをお届けします。【注……

フィンランドの気になるICT事情| フィンランドに教育視察に行ってみた(3)

(スクリーンにVR、ビデオチャットサービス。フィンランドの教育現場では積極的にICTが取り入れられている)[くぼようこ撮影] 2018年9月末、フィンランド(ヨエンスー・ヘルシンキ)へ教育視察に行ってきました。本稿では現地での視察レポートをお届けし…

フィンランドにおけるアントレプレナーシップ | フィンランドに教育視察に行ってみた(4)

(訪問したヘルシンキ・インターナショナル・スクールのオフィス。フィンランド式幼児教育を輸出する、産官学連携で生まれた私立幼稚園だ)[くぼようこ撮影] 2018年9月末、フィンランド(ヨエンスー・ヘルシンキ)へ教育視察に行ってきました。本稿では現…

ペタゴジー・アンドラゴジーの違い | アクティブラーニングへの成人学習理論の応用

(アンドラゴジーとは自ら計画を立て日常生活や自身の計画を基盤に、問題解決のために学習すること。成人の学習方法と言われてきたが、子どもにも適用することができそうだ)[画=photoAC/acworks] 2020年から小学校・中学校と段階的に始まる学習指導要領…

レッジョ・エミリア教育とは

(主体的な学びの姿勢を引き出すプロジェクト学習と創造力を高める芸術専門家による教育支援が特長だ)[画=photoAC/acworks] 北イタリアの小さな町、レッジョ・エミリアでは、町を上げて特色ある教育に尽力。結果、世界的にその手法が注目されることとな…

認可保育園に入るための点数とは?

(1日8時間週5日働けば+50点、区外在住者で区内勤務の場合は-6点、など細かい加点・減点のルールがある。)[画=photoAC/toya] 市区町村が管轄している保育料の安価な認可保育園に子どもを預けるにあたっては、市区町村の審査があります。点数計算に則…

幼稚園・認可/認証/認可外保育園・認定子ども園の違いって?

(保育園には認可・認証・認可外とさまざまな種類がある)[画=photoAC/toya] 出産をしても何かしら働き続けたい、と考える女性は少なくありません。そこで今日は、よく聞く幼稚園・認可保育園・認証保育園・認定子ども園の違いに注目します。 97%の子ども…

「英語漬け教育」イマージョン教育とは?

(大学で国外に出るのか、日本国内にいるのであればどのように英語を生かすのか。早期に外国語を教育するための方法は増えているが、その先にどんな人生を目指すのか、受け皿は未成熟だ。)[画=photoAC/sayoko] 授業のほとんどが英語で行われる「イマージ…

5歳までの教育が人生を左右する? | 非認知能力とは

(学校に入学する前の段階で、コミュニケーション能力や物事をやり抜く力などの非認知能力が萌芽する)[画=photoAC/セレファ] 近年教育現場では、暗記した知識を正確に回答できるかを見る知識偏重型の教育・評価から、主体的な学習姿勢や周囲と協力して問…

主権者教育とは | 選挙権18歳引き下げ

(選挙権が18歳からに引き下げられたことを契機に、学校・家庭における「主権者教育」が求められている。)[画=photoAC/akizou] 2016年6月から、公職選挙法の改正に伴い、選挙権年齢が20歳から18歳へと引き下げられました。より社会や政治に関心を持ち、…

サドベリー教育とは | 教員を生徒が採用する究極の自治

(サドベリーは時間割も決まった授業も教師もない。全て生徒自らの自治と自律によって進められる)[画=photoAC/acworks] 日本国内にも比較的多数のスクールがある、米国マサチューセッツ州発のサドベリー教育。フリースクールとして見なされていますが、…

フレネ教育とは | 時間割が無い・作文と対話を重視

(フランスで誕生したフレネ教育は、子どもたちのペースで学習させる。興味関心に応じた自主研究と発表、自由作文とディスカッションを重視する教育法だ。)[画=photoAC/KMS] フレネ教育は1920年代にフランスの元教師 セレスタン・フレネが脱詰込教育のた…

ドルトンプラン教育とは | 河合塾も国内で2校展開

(米国発で子どもの自主的な学習姿勢を引き出すドルトンプラン教育。日本では河合塾が幼児教室を展開している。)[画=photoAC/acworks] オルタナティブ教育の一つ、ドルトンプランをご存じですか? 少人数制のクラスの中で、生徒への教員からの投げかけや…

イエナプラン教育とは | 子どもの幸福度世界一のオランダの教育

(モンテッソーリ教育やシュタイナー教育と比較すると、まだまだ国内知名度は低いイエナプラン教育。2019年には長野県で初のイエナプラン校が開校する予定。)[画=photoAC/acworks] ユニセフの調査で子どもの幸福度が世界一と言われた(2013年12月調査)…

社会性と感情の学習「SEL(対人関係能力育成)」とは

(自己を理解・コントロールし、多様性のある環境で相互理解や問題解決のできる児童を育てるSELに注目。)[画=photoAC/ちゃぁみい] 社会性や感情のコントロールなど、対人関係構築スキルを身につけるSEL(ソーシャル・エモーショナル・ラーニング:対人関…

SPH(スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール)とは

(農業、工業、商業、水産、家庭、看護、情報、福祉の専門人材を育成する専門高校。企業との連携、高大接続でプロフェッショナルを育成する専門高校を支援するSPHに注目。)[画=photoAC/ラッキーエース] SSHやSGHは一般の高校を対象としていました。工業…

ユネスコスクールとは

(日本のユネスコスクール数は世界随一。防災・環境問題・高齢化など、日本社会が抱える問題は数多く、持続可能な社会を実現するための教育が重視されている。)[画=photoAC/はむぱん] 国連が2015年に採決したSDGs(2030年までの持続可能な開発目標)の達…

シュタイナー教育(ヴァルドルフ教育)とは

(詰め込み型教育ではなく、ゆったりと子どもの感性に働きかけながら教育を行うシュタイナー教育。日本では黒柳徹子さんや斎藤工さんが卒業生として知られている。)[画=photoAC/acworks] 前回記事ではモンテッソーリ教育に注目しました。今日は幼児期の…

モンテッソーリ教育とは

(藤井聡太六段やGoogle創業者を生み出したと言われるモンテッソーリ教育。自立した子どもが育つとして、その教育法に注目が集まっている。)[画=photoAC/heartsan] 「モンテッソーリ教育」について聞いたことはあるでしょうか?元は1900年代、イタリアの…

大学の学生交流を促進する取り組み | SGU(スーパーグローバル大学)とは(2)

(レジャーとしての短期留学ではなく、学生達が海外の優れた知識・技術を学びに行くための仕組みの強化が必要だ。)[画=photoAC/acworks] 前回記事では、SGU創成支援事業とは何か、世界の大学ランキングにおける日本の順位と評価の実情、トップ型グローバ…

世界の大学ランキングで東大は何位? | SGU(スーパーグローバル大学)とは(1)

(世界の大学ランキングで東大は46位、京大は74位。100位以内に入る大学を増やすのもSGU事業の狙いの一つ。)[画=photoAC/acworks] 前回記事ではSGH(スーパーグローバルハイスクール)について見ていきました。本日から複数回にわたり、SGU(スーパーグ…

SGH(スーパーグローバルハイスクール)とは

(国際的な課題意識を持ち、英語でのコミュニケーション力を土台に、課題研究に取り組むスーパーグローバルハイスクールに注目。)[画=photoAC/momo105] 高校や中高一貫校での特色ある教育を推進するため、理数系人材教育を強化するSSH(スーパーサイエン…

国際バカロレア(IB)とは

(ハーバード大など世界のエリート大学が重視する入学資格の一つ、国際バカロレア資格。その日本語版の卒業生たちが今年2018年3月、卒業を迎える。)[画=photoAC/RRice] 皆さんは国際バカロレアを聞いたことはあるでしょうか。グローバル・エリートの育成…

子どものネットトラブル・スマホ依存 | 安全教育について考える(6)

(SNSをきっかけとした18歳未満の子どもの犯罪被害は増加。スマホ依存など新しいトラブルに親と学校はどう向き合う?)[画=photoAC/はむぱん] 前回の記事では「ながらスマホ」や自転車事故など、子ども達にとって身近な交通安全上のリスクや事件事例を取…

「ながらスマホ」我が子が加害者になる時 | 安全教育について考える(5)

(ながらスマホによる死傷者の発生が問題に。自転車運転では小中高生・大学生が加害者となり、1億円の賠償金が発生したケースも)[画=photoAC/チョコラテ] 前回記事では女子生徒にとって脅威となる痴漢のリスクと対策を取り上げました。今日は中高生にな…

子どもの痴漢被害を防ぐには | 安全教育について考える(4)

(中学に上がると子どもの行動範囲が広がり電車の利用も増える。痴漢対策について子どもも含めたオープンな議論が求められる)[画=photoAC/とちぎ] 前回記事では、子どもが被害に遭う住宅周りの死角や、小学校中学年以上で学習したい防犯・防災・インター…

親子で学ぶ小学生からの防犯・防災 | 安全教育について考える(3)

(小学校中学年からは塾やお稽古事もはじまり、一人で出かける・帰りが遅くなることもある。日常生活の様々なところに潜むリスクと、冷静な対応を教育すべき時だ。)[画=photoAC/はむぱん] 前回の記事では、主に幼稚園〜小学校低学年の間に学んでおきたい…

「いかのおすし」に思わぬ落とし穴 | 安全教育について考える(2)

(子ども達がトラブルや災害から身を守るためにどうすべきか。発達段階やライフスタイルに応じ、必要な安全教育は変わってくる)[画=photoAC/エンリケ] 前回は安全教育とは何か、課題、東日本大震災で多くの子ども・住民の命を救った「釜石の奇跡」につい…

「釜石の奇跡」の防災教育に学ぶ | 安全教育について考える(1)

(子どもたちの安全に対する最大の敵は、不審者や災害ではなく、親・学校・地域の大人達の、油断や慢心かもしれない)[画=photoAC/みんと。] Q.家の中で地震が発生したら?A.まず、机の下に隠れて頭を守る。Q.では、揺れが収まったら次にはどうしますか……

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